2011 設計演習B/C
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2011年7月23日土曜日
1X10A 158
松本 奈穂(まつもと なほ) 「風」
A++
走る車の後部座席に座った観察者の目に、窓から緑の木漏れ日が飛び込んでくる。車の走るスピード感を心地よく感じながら、美しい光の風に感動している様子がよく表現されている。(安東)
1X10A 141
藤岡 春菜(ふじおか はるな)「無題」
A++
ランやアジサイなどの植物が鉛筆やクレヨン、色鉛筆などで描かれている。モノクロームのタッチに、葉や花々が色をもって部分的に加えられたり、色彩に満ちた表現もなされている。花々の色合いに驚くことがあるが、その色合いは自然の贈り物と考えられよう。率直で、力をこめた作品となっている。(入江)
1X10A 131
浜田 麻里奈(はまだ まりな)「無題」
A++
気遣いや相手への配慮への
中に存在するプレゼントではなく、対象へのダイレクトな欲望の表出が「自然からのプレゼント」と感じさせる力強さを備えている。
(博多)
1X10A 003
青木 若菜(あおき わかな) 「
FOR YOU
」
A++
5
人の少女たちが笑いながら走っている所を油絵風なタッチで描いた作品。笑顔をプレゼントされるのは画面手前にいる作者本人だろうか。絵全体に溢れる陽気な空気が見る者をも明るくさせる。ディティールを塗り飛ばした所も表現を効果的にしている。(間下)
1X10A088
鈴木 雅一(すずき まさかず)「無題」
A++
生命の維持にとって、渇きは切実なものである。渇きがあるところにプレゼントが実在することを象徴的に表している。
(博多)
1X10A 139
廣戸 亮(ひろと りょう) 「
My Bro
」
A++
一本の街路樹の四季を描いた作品。落葉樹が人々に見せてくれるうつろいを丁寧に量感をもって描いた所、抽象化されたバックの色使いに好感がもてる。冬の場面の、枝だけになった樹にまきついたイルミネーションの電線に、プレゼントとは何かとなにやら考えさせられる。(間下)
1X10A182
吉岡 侑希(よしおか ゆうき)
「町で見つけた無意識なプレゼントのカタチ」
A++
究極的には欲している相手があるところであれば全く無自覚な形でプレゼントは成立する。お互いにプレゼントする・されるの自覚はなく、自然現象の連鎖としてとらえるクールな目線が窺える。(博多)
1X10A101
田代 晶子(たしろ あきこ)「
Colors
」
A++
目を閉じたシーンのモノクロームに対して目を開くと広がる色彩感。普段は感じることのない色彩の美しさや色彩が与えてくれる喜びを贈り物として表現した視点は良いと思う。鉛筆で繊細に描いた白黒の世界と、カラーの世界はラフに筆を落としたタッチの描き方の対比が面白い。(安東)
1X10A156
松延 浩人(まつのぶ ひろと)「
Present-Balance
」
A++
作品を開くと、格子の模様が広がる。閉じると左右の格子模様が重なり暗闇が広がる。その中か
らぼんやりした光が浮かび上がって何かがうまれる。それとプレゼントの関わりは不明
だが、作者の「
Balance
」というタイトルから感じられる何かがある。(安東)
1X10A009
池田 直樹(いけだ なおき) 「
familiarity
」
A++
さまざまな形をした板が重なりあって、テーブルを形づくっている。各々に四角、円、三角から不
定
形に到る穴が孔いている。その穴の重なりがある角度からの光を透過させることを断面図を
加えて説
明する。透過した光が生物の形を台座に描き出す。その変換と、そこに到る手続き
が、ゲームをと
おした「熟知した親しみやすさ」の場を醸し出すプレゼントテーブルなのだろう。
(入江)
1X10A039
沖津 龍太郎(おきつ りゅうたろう)「雨の日の二人」
A++
映画のワンシーンを切り取ったかのような、路地を行く二人が雨の中相合傘をさしている作品。時代を感じさせる風景と二人の距離感、ペン画のタッチが絶妙な雰囲気を
醸し出しており、古典的なベタなモチーフでありながら、力量を感じさせた。余白の使い
方も効果的。
(間下)
第五課題「プレゼント」
出題:安東陽子
今回の課題では贈る側の愛情や感謝の気持ち、相手とのつながりを表す、様々な「プレゼント」のかたちを考えます。
誕生日などの記念日に個人から個人に対して贈るものということに限定せずに、例えば公共の場に相手を特定せずに心地よい空間を提供する行為や、ふとした自然の恵みに触れた人がそれを贈り物として感じる瞬間など、様々な場面を想定して、それを表現してください。
考えるにあたっては、対象を明らかにして、作品のテーマを表すタイトルをつけてください。
提出物:ドローイング(表紙別、1枚以上)
出題日:
2011
年
6
月
8
日
提出日:
2011
年
6
月
15
日
1
時
30
分(厳守)
講評日:
2011
年
6
月
22
日
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