2011 設計演習B/C
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2011年7月13日水曜日
1X10A117
中島 みづき
A+++
硬さをもつ木箱と、カラフルな糸たちが違和感なく調和を保っているのは、テンションによって内部が強度をもっているためか。覗き穴と採光窓を対称に配置した簡易な構成に対し、一本一本張り詰められた無数の線には、作者の並々ならぬ労力も窺い知れる。パースのかかる三本の軸には、空間の創造力を喚起させられた。(
TA
坂本)
1X10A074
嵯峨根 大輝
A++
箱の加工が、道具的な精度をもっている為、ライトチューブを差し込むという最も単純な行為が必要以上の力をもって見えている。箱の補強の入れ方、角の丸いチューブの選定、塗装方法等を含めて評価できる。(博多)
1X10A100
田熊 隆樹
A++
光をどう取り込むかということが、箱自体のデザインとなり、又内部の光のあり方を形成している作品。色の選び方も成功している。少ない光を歪ませたプラスチックで拡散させることで、
15
㎝の立方体に奥行きを生みだしている。(間下)
1X10A135
久恒 光基
A++
この箱自体がとても美しい。黒色の壁面に丸いロウのドット模様がついている。そのロウが薄いスリット状の隙間から箱の内部におちていく。中を覗くと落ちたロウが球体に形を戻し、青い光に照らされて静かに浮かんで見える。いつまでも覗いていたい光の箱だ。
(安東)
※動画はLABEL「movie」にて。
1X10A090
瀬尾 憲司
A++
様々な大きさのガラス玉を固めてつくった透明感のある箱。
泡が浮き上がって光を取り込んだ瞬間に時間が止まってしまった様に見える。
シンプルにガラス玉のみ使って箱を作ったことで、作品の存在感がある。(安東)
1X10A081
清水 友稀
A++
金属の線材で
15
㎝
Cube
を作りだそうとする。線材の隙間から入光する映像の重なりが、見る側の行為によって運動を与えられ、光の乱舞する空間が生み出されるところが、良い。映像を映し出す和紙や光を透さないアルミ板の面にはもう一つ工夫が欲しかった。(入江)
※動画はLABEL「movie」にて。
1X10A039
沖津 龍太郎
A++
ランダムに組まれた木片の格子が
4
枚連続しており、思いがけない光の穴が生まれ奇妙な奥
行きを実現している。また、和紙が貼られたスクリーンにその格子を照らし出せば、やわら
かな四角形が影として浮き上がる。光の動きを楽しむというよりも、光が取り込まれた箱か
ら表出するシルエットを楽しむ「光の箱」である。(
TA
堀)
1X10A156
松延 浩人
A++
パースのきいた空間に淡い光が滲み出て、荘厳なイメージを喚起させる。光の取り入れ方の構成も幾何学的で美しく、ムラのあるヘアライン仕上げも効果的。実際にステンレスとガラ
スでつくったものを見てみたい。
(間下)
1X10A065
小畠 啓太郎
A++
1
つの覗き穴を除いて、内外とも一見シームレスに仕上げられているが、
強い
光源を当てた時だけ波板により偏光拡散するいくつかの効果が、薄い紙厚の
中に秘かに隠蔽されている。(博多)
1X10A126
仁平 夏美
A++
箱の内部を覗くと薄紙で作られた風船のような箱が浮かんで見える。
固い箱とその中の光を含んだ軽い箱との対比がおもしろい。(安東)
1X10A007
飯田 瑛美
A++
透明キューブの入れ子の構造になっている。反射、透過、回折のバランスのとれた表現
になっているが、スリットから導入される光がダイレクトである為、間接的に感じられ
る効果が半減している。(博多)
※動画はLABEL「movie」にて。
1X10A099
滝本 信幸
A++
満点の夜空を箱の中に再現したかのような作品。
手法、
テーマ共
オーソドック
スではある
が、
光の密度、
距離感が秀逸で、
光その
ものが美しい。箱自体の造
りに工夫がほしかった。
(間下)
第一課題「光の箱」
15cm×15cm×15cmの立方体の中に外部から光を取り入れて、箱の中で光を演出する。
出題:2008年4月16日
提出:2008年4月23日
講評:2008年5月7日
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