2011年12月15日木曜日


1X10A160 三角俊喜 A++ 「足跡」
まだ固まり切っていないモルタルの上を歩いてしまい、足跡が残ってしまったままの地面を連想させる作品。そこを通ったという痕跡と過ぎた時間とを同時に表している。都市の中、森の中、古代そして未来にもおそらく存在するであろう足跡を切り取ることで人間の不変性と進化まで装置化することに成功している。(間下)