2011年9月29日木曜日

お知らせ No.4


設計演習Cの第一課題の講評日は10月12日です。上のポスターは55号館の演習ギャラリーで掲示中です。是非一度見に寄って下さい。
公開講評会について↓
<日時>10月12日 13時より開場
<場所>赤坂地区総合支所 3F大ホール

*また、10月5日の講義は通常通り早稲田大学で行います。
皆様、後期もよろしくお願い致します。

2011年9月3日土曜日

お知らせNo.3 −赤坂街見学−


皆さん夏休みいかがお過ごしでしょうか?
2011設計演習Cの初回授業についてお知らせ致します。


今年の設計演習Cは、ここ数年取り組んでいる「赤坂映像課題」からスタート致します。
特に今年は赤坂の方々の協力を得て、初回授業で赤坂の街を見て回る機会をもうけることができました。
赤坂の街見学を通じて皆さんが感じた様々な視点を、映像課題に反映させてください。


<日時>9月28日
<場所>旧赤坂小学校の体育館(当日は門の前にTAが立っています。)
<時間>13時集合(遅刻厳守)
<予定>13時30分授業開始→14時街見学開始→15時30分再び旧赤坂小学校集合→課題内容発表→解散(最終撤収16時30分を予定)
<雨天時>雨天決行。ただし雷雨・豪雨など、見学困難な場合は中止とします。


副都心線で西早稲田から赤坂までは30分程で到着します。授業後で大変かと思いますが、昼食はどこかで購入して授業開始までにお願いします。体育館内では食事は禁止です。
また、スリッパを用意できるか分かりませんので、必要な方はご持参下さい。
当日は、10人弱を1グループとして、そこに赤坂の方々が加わっていただき街を見て回る予定です。


また、皆さんが制作した映像は10月12日に港区赤坂地区総合支所にて上映会/講評会を行います。当日は赤坂の方々もお招きして、様々な意見をいただきます。上映会/講評会についてはまた後日詳細の連絡をします。


皆さんの作品を期待致します。では、9月28日に会場でお待ちしております。
↑地図。旧赤坂小学校は、みなと保健所保健サービスセンターと同じ敷地内にあります。
(質問ある方は、ensyu.bc@gmail.comまで連絡下さい。)

2011年7月29日金曜日

Movie No.4
「くつした」 吉江 優(よしえ ゆう)A++

2011年7月25日月曜日

1X10A145 藤森 慧 (ふじもり けい) A+++ 「くつしたが見た未来」


 


薄いメッシュ地のオーガンジーの素材で人間をそのまま包み込める程の大きな袋状の立体作品だ。中に入れば皮膜のように身体にふわりとまとわりつくようで、所々に丁寧に縫い付けられた雲のようなパッチワークのパターンの隙間からは周囲の世界を感じることができる。袋の下部に米を錘として入れたことによって、地面との接触性が高まると同時に心地よい重力を感じることができ安定感と居心地のよさを両立させた。「くつした」の概念を、身体を通して感じ、丁寧に表現した、完成度の高い作品だ。(安東)
1X10A006 有川 愛彩(ありかわ あいさ) A++ 「ittwins」




一膳の橋にボーダーのくつ下をはかせた作品。箸も人間の足も2つで1つではあるが、箸は通常2本で1つとして箸箱や箸袋に入れられるもので、人間の足は片方ずつくつやくつ下をはく。箸は使用する時には袋から出し、使い終わったら袋にしまうが、足は逆である。類似的と相違的をつらつらと考えてしまう作品である。又、なんにでもカバーをかぶせることへの批評をうけとれなくもない。(間下)
1X10A179 山本 浩夢(やまもと ひろむ) A++ 「吸収・発散」



水を張った水槽の中にくつしたにくるまったような身体=足がどっしりと沈んでいる。色とりどりの小さな丸い粒が養分として体内に吸収され、やがてその粒は泡となって発散していくことが表現されているのだろうか。独特の世界観を持った作品だ。水槽をもう少し慎重に選べば作品の質も上がると思われ、その点が残念だ。(安東) 
1X10A139 廣戸 亮(ひろと りょう) A++ 「Good bye , the Poul world」




クッションで満たされたまっくろな箱を頭からかぶる作品。外界から遮断され、闇の中で自己を見つめるための装置であるが、それを被った姿はシュールかつユーモラスで、安倍公房の「箱男」を思い出した。(間下)