2011年7月25日月曜日

第七課題 「100gのPerformance」 出題:博多 努


地球上の万物がもつ固有の質量


ここでは100g(グラム)
という限られた単位量を
日常的に使用する単位(g)とは別の規模感をもってとらえてもらいたい。
密度・物性・加工性・様態など素材のもつ物性をふまえて
100g(グラム)
のPerformanceを最大限に引き出して表現して下さい。




提出物:立体(サイズ不要)


出題日:6月22日
提出日:6月29日
講評日:7月6日

2011年7月24日日曜日

設計演習B 夏期課題 「2011年夏 建築・生活・空間」


趣旨;
夏、人々は日常から離れ転地することをとおして、非日常の在り様に身を置きながら、そこから日常に改めて接し、見直すこととなる。
さまざまな場所と刻秒における、人間の生活空間の様態を、建築的枠組みをとおして描き出してください。さまざまな空間を発見することにつながるでしょう。

提出物:規定用紙275×275 10枚以上の綴れ折りとする。
    彩色は自由。手で描ききること。

出題:2011720
提出:2011831日午前中まで厳守。
   (午後より採点を行う。)

提出場所:55号館N棟802室入江正之研究室段ボール箱内に
     投函ください。(郵送等でもかまいません。)

 1X10A090 瀬尾 憲司(せお けんじ)「Step Back to the yellow LineA++


ホームに入ってくる電車を真横に描いた作品。光を受けてゆっくりすべるように止まろうとしているのであろう電車に威厳すら感じる。駅という日常で行われている緊張と緩和の連鎖を一つの構図で表現した力作。視点の取り方が秀一だった。
(間下)



 1X10A088 鈴木 雅一(すずき まさかず)「無題」A++


闇の中で障害をよけながら進む限りに長く感ぜられる通路と、ほんのかすかではあるが外光が差し込む外接する通路が対象的に描かれている。同じようなラーメンの架構でありながら、奥行きの感じ方、柱梁によって囲われるスケールがまるっきり異なるのが印象的である。(博多)


1X10A179 山本 浩夢(やまもと ひろむ)「爆ぜる精神」A++


見開きの画面に細いガイドラインが引かれていて、その上に線香花火の一生が70のコマ送りで丁寧に描かれている。グリッド状のラインに上った花火の小さな光は、少しずつ緊張感をもって花開きやがて静かに消滅していく。線香花火の様子を注意深く観察して丁寧に描ききった、作者の作品に向かう気持ちが伺える。シンプルな表現ではあるが、奥深い作品に仕上がっている。(安藤)

1X10A056 轡田 真波(くつわだ まなみ)「マッチ棒と心」A++


マッチを擦る時の手先の緊張に表れるエネルギーが炎へと変換されて燃え尽きながら形を維持する力を失ってよじれていく様が描かれている。手に対してだんだんマッチのサイズが大きくなる描き方、黒から白に徐々に移り変る背景の作り方も、間接的に炎を通して手に伝わってくるエネルギーのようにも見える。(博多)

1X10A158 松本 奈穂(まつもと なほ)「朝」A++


朝のラッシュの風景をホーム際より描いている。満員の車内から外に出られたという一瞬の解放感と、すぐさま急いで目的の場所へ向かう朝のせわしなさ、車内の混雑を一つの画面で見てとれる。都会の朝の様々な緊張とつかの間の緩和。誰しも共感を持つ作品。(間下)